半年で家族がチームになり、同じ方向に向かって進み始めた!
7つの習慣を初めて変わったことは「家族が同じ方向を向いたこと」です。
始める前の我が家は、ゲームに夢中になり毎日を過ごす長男と、成績が落ちたことに焦る母、ゲームとスマホに時間を浪費していることにイラつく父でギスギスしていました。学習塾に入れる入れないの言い合い、携帯とゲームの禁止・没収の日々でした。「何かを変えなくちゃ」と思っていても、何も変えられず一日一日が過ぎていきました。
7つの習慣を始めることで、生活に区切りができました。週に1回1時間の話を聞くことで、新しい視点が増えます。我が家の困っている現状を一時停止して、違う角度から考えるきっかけになりました。自己啓発に初めて触れる長男にとっては過刺激なことがあったかもしれません。ですが、毎週の講義が、子どもにとっても、親にとっても深い気づきとなりました。その日に設定するチャレンジは、親も一緒に取り組みました。親も、背中を見せるために必死でした(笑)。
一番の変化は、親子の会話が変わったことです。これまでは「叱る」「怒る」しかありませんでした。はじめて2‐3か月してからは、「(感情の)一時停止を押せなかったね」とか「終わりを考えてなかった」「相手を理解してからだよね」などの共通の見方が増えました。今でもスマホやゲームに浸かるときもありますが、習慣を立て直す、自分から変えることができるようになってきました。勉強や部活に目標をもって取り組んでいる姿を見ると頼もしく思います。「勉強すること」「覚えること」は、その気になれば何歳でもできますが、習慣をつけることはタイミングと時間が必要だと思います。
7つの習慣を初めて半年。家族がチームとなって、同じ方向や同じ言葉を使って過ごせていることが大きな変化です。人生にとって大切な「習慣」を家族みんなが作ることが、最も大切だと感じています。そして、習慣を変えるのが、苦行ではなく楽しんで取り組んでいることが強みです。